大聖堂
考古学博物館を出た時点でほぼ17時になろうとしていました。 最後に大聖堂に行ってもらいます。 ヴァルナの大聖堂は「生神女就寝大聖堂」という名称で日本語のWikipediaにも記載があります。「生神女就寝大聖堂」は英語では"Dormition of the Mother of God Cathedral"ですね。英語のサイトでは 単にVarna Cathedralと記述されることが多いです。 タクシー運転手にも「Cathedral」だけで通じます。入場は無料ですが、寄付を求めてきます。 1レフのコインが有ったので、1レフ渡しました。同行者は4レヴァ渡しています。 「写真を撮るなら4レヴァ」と言われたようです。私も同じことを言われたかもしれませんが、気がつきませんでした。寄付の強要は若干、感じ悪かったですが、大聖堂の中では結婚式が行われています。 すばらしかったのは聖歌隊の「なま歌」です。1レフをはるかに超える価値がありました。
正教会の大聖堂ですので日本ではニコライ堂に相当する建物です。(多分) 観光の対象としての価値は長崎の浦上天主堂と同程度でしょうか。 バルセロナに「サンタ・エウラリア大聖堂」という見事な大聖堂があります。 でも、観光地としてはサグラダファミリアやグエル公園には遠く及びません。 それどころかバルセロナの観光スポットとしては「カンプ・ノウ」未満です。
イスタンブールでは、同レベルのモスクをすべて見て回るのはとても無理です。
でもヴァルナのシンボルです。 夜のライトアップされた姿も悪くありません。 ヴァルナに着たら、少なくとも外からは見ましょう。
ネットで「133段の螺旋階段で鐘楼に登ることが可能」との記述を事前に見つけました。 ですが、「テロ対策で昇れない」とのことでした。