アジアベテラン バンコク 9/12団体戦
会場入りまで
昨日から、都心のホテルに移っています。 前日、洗濯をした後、乾燥機を掛けていますが、朝になっても感想が終わっていません。夜中に一度、目が覚めた時、 残り10分の表示でした。朝になっても表示は残り10分のままです。とっくに終わっているはずですが・・・、嫌な感じです。 乾燥機の扉にロックが掛かっていたら、フロントに英語でなんて言えばいいのか・・と考えながら扉を引きます。開きました。取り敢えずほっとします。触ると・・・生乾きです。乾燥機はまったく暖かくなっていないので、一晩中、冷風を当て続けていたようです。まあ、ファイティング1回やった分の汗を含んだ程度の生乾き感です。なんとかはなります。早起きしたので時間の余裕はあります。とにかく部屋干しにします。
フロントでタクシーを頼むと、しばらく待たされた後、日本語を話せるスタッフが「タクシーダメ、ドライバー、行きたくない。500バーツフィックス。フツーのクルマ」と言います。他に手段がないので、それでお願いします。
この時点では「フツーのクルマ」はホテルのクルマだと思っていました。 ともあれ、会場まで28Km、渋滞にハマり、1時間40分掛かって着きます。10時前です。
団体戦 初戦
この日はカデに試合はすでに終わっています。代わりにミニムの試合が始まっています。 ベテラン男子の試合はエペとサーブルの団体戦です。ですが、どちらが先かも発表になっていません。 すでに、アップの練習は終え、匂いも気にならなくなっています。でもなかなか始まりません。


中国戦は45-39 最後で突き放しましたが7戦目終了時点では34-35で1点ビハインド、8戦目終了時点では38-36と逆転、そこそこ僅差でした。 中国戦の初戦は私の試合です。 試合前の武器チェックで相手の剣のゲージか重りが通りません。それが2回。レッドカードが出ます。 1-0から開始です。次に、私のコントルが手首に決まり2-0になります。相手選手はスコアを見て、審判に間違っているとアピールします。審判が最初のレッドカードの説明をします。「ルール知らない奴と試合してるのかぁ・・・」とちょっと嫌な気分になり、すこし散漫になってしまいました。普通なら対応できるようなアタックを決められてしまいます。結局、初戦は4-3、レッドカードの1点差で終わります。 一巡目の成績が一番悪かった人が、二巡目でサブの選手と交代することにしていました。想定外にJapan-Aの40代選手、(便宜上「JapanAのエース」と呼びます)が個人成績5-6で一巡目は最下位です。ですが、「JapanAのエース」と戦った中国選手の実力が抜けていて、他の2人とはそこそこ実力差がありそうです。すでに「中国のエース」との対戦が終わっている「JapanAのエース」」を残しておいたほうが良さそうです。私が交代します。男子団体戦のレギュレーションは「1チーム3~4名、その中で年齢の若い3人の合計年齢が135歳以上」です。JapanAは150歳を超えています。ベテランの試合とは言え団体戦では10歳以上離れた選手とも対戦します。最低限の目標「メダル1個」のためにここは「若い」エースに託します。 で「JapanAのエース」は最後の試合、期待通りに、勝ちきってくれました。
団体戦 2戦目
相手はJapanBです。通常では海外で戦っても面白くない相手、一番戦いたくない相手です。ですが、正直なところ、私の最低限の目標「最低メダル1個」のためには計算しやすい相手です。JapanBはJapanAより更に平均年齢が高く、70代、60代、50代、40代、各1名です。 その上、40代の「JaoanBのエース」はサーブル掛け持ちです。メンバ提出の時点でサーブルの試合中でした。通常ならサーブルの試合が終わるまで、待つところだったかと思います。ですが、試合進行が遅れに遅れているのと、日本同士ということもあってでしょうか。JapanBはエース抜きで試合を開始します。 私は5-4でリードしての2戦目に出場、相手は50代の「いつもの相手」です。2014年の世界ベテラン予選では直接対決では私が勝ちましたが最終順位は向こうが上で、私は落選。2015年は両者繰り上がりで本戦に行っています。前に出てくる選手です。私の調子が良い時は私のペースになることもありますが、全く相手にならずにボコられることもあります。慎重に戦います。いつもに比べて相手も慎重です。 珍しくフルタイム戦います。私がフルタイム戦うのはよくあることですが、相手はほとんどないはずです。個人成績は2-3、チームは7-7です。次の試合で差が開き15-10と思いがけなく差がつきました。その次が再び私の番です。相手は70代の方ですが、正確でクレーバーなフェンシングをします。5点差あるので、無理せずノンコンバットで終わらようと思いました。相手も無理して出てこないはず、出てきても体力差で逃げ切れるはずです。 最初の50秒は想定通りになりました。ですが開始1分になりかけたところで仕掛けてきました。やや無理されたアタックです。対応できます。私のポイントになります。次も私は出ません、このまま1分経過させようとします。再度、同じ展開になりました。2点先行した所で戦法を切り替えます。自分から行くことにします。私からアタック、フレッシュを仕掛けます。最終的には5-2、チームは20-12になります。お相手は試合後、ある程度、点差がついてしまった状況で、ご自分のフェンシングをできなかったと、残念そうにされていました。 次の試合が5戦目、JapanBのエースがサーブルから戻ってきます。JapanAのエースと対戦です。サーブルを終えたばかりで20-12の状況に放り込まれます。5-4で終わります。次の試合も5-4、チーム得点は30-20。次が私とJapanBのエースです。
団体戦 第3戦
準決勝の相手は台湾です。結果から書くと、42-45で負けました。6戦目終了時点で29-30、その次の私の試合で32-35、 8戦目は0-1、ノーコンバットで終了、最終戦は9-10でチーム得点42-45でした。 私の得点-失点は11-16、他のふたりは9-13と22-16(この試合は交代せずに3人で戦いました) 後から思えば、もう少しやりようがあったのではないかと思います。満足するのが早すぎたようです。決勝以降
決勝は台湾A対台湾B、台湾関係者以外は興味なさげに眺めています。
タクシー乗り場に向かいます。「スクンビット ソイ2」・・・乗車拒否されます。渋滞の激しい都心には行きたくないようです。 加えて都心からの帰路も客を拾えるあてがありません。無表情で乗車を拒否します。 タクシー乗り場には乗車拒否に対応してくれる配車係の方がいます。ですが、電話してくれましたがやはりダメなようです。 なにかアプリをインストールするよう言ってきます。同行者のタブレットに入れようとしますがうまくいきません。 結局、自分のスマホを出してなにやらやっています。「380バーツ、フィックスで良いか」と聞いてきます。良いもなにも他に手段はありません。OKします。 同行者が「フィックスのタクシー捕まって良かった」と言うのでなんとなく「白タクじゃないですか?」と言って待っていました。 白タクでした。同行者は「白タク、合法なんだ」とつぶやいてます。後から調べたら、東南アジアでは「配車アプリ」ってかなりポピュラーなんですね。「白タク」は合法とも言い切れず、グレーなようです。ともあれメータタクシーは乗車拒否ですので、タクシーより乗り心地の良い「フツーのクルマ」に乗り込みます。配車係の方もどこまで本来の仕事だったのかはわかりません。タクシー乗り場についてから乗車するまで30分以上掛かりました。 おこずかい稼ぎのドライバーさんは無言です。 「微笑みの国」のタクシー乗り場では誰も微笑みません。なぜここにいるもかも忘れてしまいそうです。お立ち台に上がった気分はどこかに行ってしまいました。 とにかくやっと、この場を離れることができます。

同行者はこの後、仕事の打ち合わせがあるとのことで、この時点から、単独行動になります。 既に外に食べに行く気力もなく、ホテルのレストランで済めせることにします。 客はいません。ガパオと鶏肉のバイトーイ包み揚げを頼みます。期待していなかったですが、意外に美味しかったです。 ガパオはタマゴなし。ジントニックと一緒にいただきます。
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