Limoges 2015 フランス

home > limoges2015 > 遠征記録3

リモージュ 遠征記録2015/10/24

10/24 試合の日です。 試合開始は9時。国内ではエペの試合を朝9時から始めたことは一度もないのですが ここ3年、世界ベテランでは朝9時からが続いています。 ホテルの食事開始は6時です。、 6時ちょうどに朝食を少しだけ、9時には胃の中が空になる程度だけ、食べます。 本来は公式サイトで6時くらいには組み合わせがわかるのですが、 「50代男子エペ」の組み合わせを見ると、女子サーブルの対戦表が掲載されています。 結局、会場入りする前には修正されず、組み合わせは会場で確認することになりました。
今回の会場は2つの建物、3つのアリーナに分かれています。 台ピストのあるアリーナに1ピストから5ピスト 同じ建物の別のアリーナに6ピストから13ピスト が設置されています。試合会場としてはこっちがメインです。 サテライトショップもこちらです。 少し離れた建物に14ピストから21ピスト が設置されています。武器検査はこちらで行われています。

私のプールは17ピストで試合です。 他の日本選手は13、14,16ピストです。 13ピストの選手だけ別の建物です。 私のプールでの対戦相手はシンガポールさんがいます。 そしてオランダ、イタリア、ノルウェー、ラトビアの選手です。 アップを開始しようとすると、オランダの選手が傍にいます。 自己紹介をした後「オランダさんから、『今年は自分より強い、でかいやつが オランダから来ている』と聞いたけど、お前のことか?」と聞くと、 「Yes」と答えます。ノルウェーとリトビアの2人もデカイです。 シンガポールさんは日本選手と変わりませんが私よりは背が高いです。 イタリア選手も、日本でもよく対戦するサイズではありますが私より、背が高いです。 最初の試合はオランダ選手とです。頭1個以上の身長差があります。 開始早々、2本アタック決められます。 2-0です。 次に私のコントルが決まり1本返します。 意外にアタックが単調です。見えてきました。 その後、更に2本コントルが決まり、逆転します。 残り数秒で、同じように相手がアタック、私がコントルを出します。 今度は相手のアタックが決まってしまいました。 3-3でタイムアップです。 1本勝負のアドバンテージは私につきました。 これまでと同じように攻めてきます。ドゥブルになります。 次に深いアタックをしてきました。 今度はパラッドカルトで応戦します。 私は体制を崩し、膝をつきながらリポステを出します。 決まりました。 なんとか初戦を勝ちました。 私の英語はイマイチ通じていなかったようです。 オランダ最強のでかいやつは別にいて、この大会、準優勝します。
オランダ選手はプール成績は1勝4敗、シンガポール選手だけに勝ちました。 プールの結果を先に書くと、私も1勝4敗、このオランダ選手だけに勝ちました。 シンガポール選手も1勝4敗、彼は私だけに勝ちました。 つまりプール内で3弱を形成していました。 次の試合はノルウェー選手です。 この選手も私より頭ひとつ以上大きいです。 お互いのアタックが1本ずつ決まり1-1 その後は、アタック、ルミーズ、ルミーズと取られ4-1になります。 ボディを狙ったアタックをしてきますので、リポステを出しますが 決まりません。 最後はコントルリポステで取られてしまいます。 主審に「みんな、でかすぎ。」と言うと笑ってスルーされました。
次はシンガポールさんです。 そろそろ勝てるかと思ったのですが、ちょっと散慢になり、5-3で負けます。
次はイタリア選手です。 5-1で簡単に負けます。 プールの中のヨーロッパ人選手の中では一番小さな選手です。 でも今年のヨーロッパベテランチャンピオンで、 この数時間後、この大会でも優勝する選手です。 プールの最後はラトビア選手です。 デカイです。 相手がアタック、私がコントルで2本ドゥーブルになります。 次に私がアタックして失敗、コントルを決められます。 更に相手のアタックが決まり4-2 再び私からアタックします。今度は決まって4-3 最後に相手のアタックが決まって、5-3で負けます。 プールは不本意な結果で終わります。 例年であれば、予選落ちです。一昨年は下から2番目で上がりましたが 今回はそれ以下です。 ですが、今年は全員上がり、ベスト128トーナメントに進みます。 シンガポールさんに「いくつ勝った?」と聞くと「1つ」と答えます。 「え、俺にだけ?」 「そう」 「じゃあ、俺と一緒のプールでラッキーだったね。それにしてもあいつらデカすぎ」 「本当にあいつらでかいよ」 と、負け犬トークをして別れます。
メインの建物に行くとオランダさんがいました。 「いくつ勝った?」と聞くと「全部、勝ったよ、お前は」と聞き返されます。 「ひとつだけ」と答えます。 私と身長があまり変わらないオランダさんが全部勝ったのは正直、意外でしたが 「みんなでかい」とくさっていた自分が少し恥ずかしくなりました。

トーナメントの組み合わせ発表を待ちながら会場をウロウロしていると 、シンガポールさんが「トーナメントお前とだよ」と言って来ます。 参加選手は77名です。80%上がりであれば落ちるはずだった選手は小山を戦います。 プール61位のシンガポールさんと68位の私が戦うことになりました。 オランダさんが寄ってきます。「お前、ひとつ勝つと俺とだよ」と言ってきます。 全勝のオランダさんはプール成績4位です。ベスト64トーナメントで小山を勝ち上がった下位の選手と戦います。 前回、オランダさんとは総合的な能力は互角「勝たなくてはいけない相手」と感じていました。 オランダさんと再戦したら必ず勝つと思い続けていました。 トーナメント初戦は必ず勝って、オランダさんと戦いたいと思います。 トーナメント初戦、シンガポールさんには申し訳ないほど、気合が入ります。 序盤、一進一退の後、中盤に2点リードするともう負けないと確信します。 最後は手首にコントルが決まり、10-7で終わりました。 シンガポールさんは私に始めて負けたのがショックなようでしたが、 私としては、そろそろ勝てると思っていました。 結果、予選プールで当たってラッキーだったのは、シンガポールさんではなく私のほうでした。
オランダさんと2年ぶりの対戦です。 オランダさんは勝つ時でも3分間で5本未満でタイムアップが多い選手でした。 今回のプールでは5本未満でのタイムアップは1試合だけでした。 戦い方を変えたのかもしれません。
序盤、突っ込んできました。2年前にリポステで返したアタックと同じようなアタックです。 パラッドします・・・。相手は角度をつけてそのまま突っ込んでます。ルミーズを決められてしまいます。 その後、1分間、膠着します。ノンコンバットビリティになります。 更に1分弱の間、膠着します。2度目のノンコンバット直前に私のフェイントアタックにコントルを出してきました。コントルタンが決まります。ぎりぎりで1対1になりました。 次に相手が出てきます。今度はシクストリポステ決まり、逆転です。 次も相手が出てきて、私がコントル、ドゥーブルで3-2です。 すでに相手は尻に火が付いた状態です。残り時間も多くありません。出てきます。、私のコントルが決まり4-2です。 残り時間は20秒弱です。勝てて当然の状況です。ですが2本立て続けにアタックを決められてしまいました。 タイムアップでプライオリティは相手につきました。 終盤、相手が攻め続けたためか、若干、間合いが近くなっていました。足を狙います。 私の剣先は相手の靴に触りました。でもランプはつきません。直後にアタックしてきました。 決められてしまいます。
「お前、強いよ。」と言うと「お前も強いよ。危なかった、足に剣先、触ったよ。」と言ってきます。 剣先が足に触ったのは、私も十分、わかっています。数ミリ足りませんでした。 十分、勝てた試合です。ベスト32入りのチャンスを逃してしまいました。私のLimoges2015が終わりました。
<

Limoges2015

PR

ページのトップへ戻る